♦ほっそり見せる♦

バレエを踊る時に限らず肋骨は、バーーっと開かず締めるようにしていると腰も反りにくくなります

感覚で言うと、息を吐き切りお腹がぺちゃんこになった時肋骨は閉じています。この時の肋骨の形です

反対に息を吸ってお腹が膨らんでいくと肋骨は開いていきます

呼吸筋の横隔膜の働きで肋骨が動くのですが、バレエでは肋骨を締めて動くことを意識します

代表的なアラベスク

後ろに足を上げると腰が折れて肋骨がバーーっと開いてしまいがちですが、それでは美しい形はできません

お腹を突き出さないように肋骨は締めて足を上げるのです

意識としては左右の肋骨を糸で引っ張る様な感じで小さなかごにします(赤の矢印方向に)

この感覚で動くとバレエでもバレトンでも、お腹が伸びて後ろにのけ反るようなバランスの崩れ方はなくなり安定してきますよ

見た目にも、春日の「トゥース!」のポーズみたいな体がバンっと張ったイメージではなく、ほっそり見えますよ♡

1つ気を付けたいのは、肋骨を左右締めるようにすると胸まで下向きに落ちてしまうことです

肋骨は締めても胸は斜め上を向くように開いてくださいね