「ピンとして!」と言うと、胸を張り腰を反らせて気を付けの姿勢をしてしまいがちですが、腰を反ら過ぎると骨盤が前傾したり、後傾したりして腰に負担をかけてしまいます
そこから繋がる悪循環は、ももが太くなったり、、、
正しい姿勢の作り方として、まず、壁にかかとを付けて肩を付けます
腰の部分に手のひらが1枚から1枚半ぐらいの空間であればOK
3枚も入ってしまうと、そり腰です
この空間を埋めるように、おへその下をグーーっと壁の方へ凹ますようにしてみてください。そうすると自然に肋骨も締まります
少し窮屈さを感じますが、なるべくこの感覚を普段から身につけていくと、体が覚えていきます
気づいては直し、気づいては直し、この繰り返しです
バレエはこの基本姿勢を保ちます。バレトンのバレエパートも。
膝を曲げるプリエも骨盤は立てて背中を真っ直ぐに保ちながら行います。上半身は脱力しないで、おへその下から上へ突き上げるように引き上げます↓
背伸びをすると、さらにお腹が伸びやすく後ろへのけ反りそうになりがちですが、ここもグッとお腹を引き締めて行います↓
ジャンプの空中姿勢も、床の姿勢を保ったままです。着地の姿勢もこの真っ直ぐの姿勢を保ちます
こどもバレエのクラスでは、ジャンプした後にあえてこのポーズでキープさせて練習します↓
背中がクタクタですと、着地のこの姿勢を保つことはできません
【なぜバレエを習うと姿勢が良くなるのか?】
それはまず脊柱起立筋という筋肉をしっかり使っているからです
背骨をきちんと伸ばす働き。直立して動かす働き。背骨を真っ直ぐに保つ筋肉の働きがあります。もちろん横に倒す働きも
なので、この働きを利用してしっかり使うから綺麗な姿勢が身につくのです